遅めの反抗期は反芻される。 ~ Recognizable recollection.~
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// TimeLine:20190729
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TITLE:
遅めの反抗期は反芻される。
SUBTITLE:
~ Recognizable recollection.~
Written by 黒猫
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──知っている。
当たり前のように彼らは。
必然のように彼女たちは。
こともなげに暗黙のプロトコールでやりとりを交わす。
──知っている。
僕にはその文字は読めない。
僕にはその音は聞こえない。
その暗黙の了解も。
その常識然とした慣習も。
どんなに目を凝らしても。
どんなに耳を澄ましても。
言葉に尽くしても、肌から鼓動を触れても。
──分からない。
どうしてすべてに通用すると確信しているのだろう。
なぜ疑問にさえ思わないのだろう。
どうして皆が知っていることになっているのだろう。
なぜ同じ事を感じるものだとされているのだろう。
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190729
前日、近所のちょっと洒落た友達の家ふうのカフェバー的な場所にゆき、2時過ぎまで遊ぶ。
体調が戻ってきたようで、それも手伝って、少々盃を重ねる。
40過ぎの2人の男が、カウンターに置かれたノートPCでYoutubeを観ながら笑いあうという不思議。
僕は20代の半ばから独りに慣れてしまったけれど、ほんとうに友達の家みたいな場所に、ふいに遊びに行ってしまう。
10代の頃、溜まり場になっていた自分の家がそこにあるような気持ちになってしまって、そこにホストではなくゲストとして遊びに行く二重映しの時間に、追憶と遊びを、時間の経過を、感じてしまう。
僕はTVを観ない(アンテナケーブルを持っていない)し、LINEをはじめSNSも利用しない、山奥の猟師のような人間なのでときどき人と話すのは重要なことでもある。
眠ったのが5時頃だったと思うが9時に起きて10時から銀行を回る。
僕は現在(数ヶ月にわたり)無職で、直近の勤務先で雇用保険にさえ加入していなかったため、収入は一切ないものの、支出は定期的に発生する。当然である。ために銀行を回る必要もときどきには発生する。
身体が少しずつ回復しているので、リハビリも兼ねて自転車で行く。
ひと月ほど前は、多少回復したと思っても走っている途中に具合が悪くなったり、目的地で貧血を起こしたりしていたので、体調が悪くなる前までには帰ろうと思って、裏通りをあちこち回る。
いかんせん、幹線道路はロードバイクでは走る場所がないし病み上がりで速度を出せば間違いなく体調を崩す。
といって歩道は(自転車道帯か設定されているものの)路面が悪い。
いろいろな建物(一般住宅です。外側だけですが勝手に観察してすみません)や植え込みの花など(勝手に観察してすみません)を見て回る。
ハードオフを目的地として到着するが、アコースティックギターの6弦が単品売りされていないので(前に見た気がしたのだが、ずいぶん前だったのかもしれない)諦めて帰途に。
最近は6弦だけがばつんばつん切れる。
だいたい3ヶ月で、練習中に「ぶつ!」となる。
以前は総取替えしていたのだが、かなりの頻度なので「もう6弦だけでいいんじゃないかな」的な気分になった次第。
どこかのまともな楽器屋で買おう。
帰宅してから水を浴びたりカフェラテを飲んで英気を養う。
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ちなみに「英気を養いましょう」なんて容易く人は言うけれど「英気」を辞書で調べたら簡単に口に出せるようなものではない気がする。少なくとも僕は自分に対して使うことはできない(いま使ったが)。
まぁ「並の人より優れた才気や気性」から転じて、「鋭気」の意味と混同されたのかもしれない。
しかし文語の使用例をざっと思い出しても「英気」は養われている様子だが、「鋭気」を養う人はほとんどいない。ちょっとしたネグレクト状態である。
あれか。敬語的に空気を読んでいるパターンか。
もっとも昨今は「神」があちこちに現れるくらいだから、人並み外れた才能の持ち主も過ぎるほどたくさんいるのかもしれない。
救世主がたくさんいると、むしろ惨劇になる気はするものの。
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自動車に乗って食材を買いに。
とうふを4丁ほど買い、鶏胸肉3枚、それからオクラを大量に買う。
夏になるとオクラをやたらとカラダが欲するのである。
「アタシ、もうガマンできなーい!」と思ったので、大量に買う。
帰宅して、オクラは煮浸しに。
普段は揚げ煮浸しなのだが、茄子がまだ高くて買う気にならなかったので、オクラだけ(大量に)下ごしらえしてざっくり茹でて、煮汁に放り込んでさっと火入れしてだいたい冷めればできあがりである。
夕刻、Kさんから電話が来てだいたい2時間半ほどだらだらと話す。
なぜかスーパーで買い物をして帰宅して料理して食べるところまでも会話し続けることが多い(一緒に買い物をすることも未だにある)ので、なんだか不思議である。
そもそも買い物や料理をする男性が僕の周りには少なかったのかもしれない。
3時頃まで目が冴えていたので本など読んでいたが、集中が途切れて間もなく、気絶するように眠っていた。
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